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【時短家電レビュー】卓上型食洗機は時短に有効? パナソニックNP-TZ300を実際に使ってみた感想!

toshi

「時間がない」「忙しい」と言うのは現代人共通の悩みだと思うが、その問題を少しでも緩和する物が「時短家電」だ。
その中でも「卓上型食洗機 NP-TZ300」について、実際に1年以上使用してみた感想と共に、「卓上型食洗機は時短の役に立ったのか?」に対する回答を記載する。

結論

結論は、「すごく時短の役に立っている」である。
ただし、「卓上型」食洗機ならではの弱点もいくつか存在するので、そこを理解した上で購入する必要がある。

食洗機の強み

時短になる

当たり前のことではあるが、食洗機の強みは「時短になる」点だ。
ただ実際、「どれくらい時短になるの?」と言う疑問は浮上するだろう。

私の実体験では、「15分かかっていた食器洗いが、5分で済む」ようになった。
つまり、食器洗いの時間が「1/3に短縮」されたと言うことだ。

たった10分かぁ・・・と思うかもしれないが、これをサラリーマンの時給に換算すると、以下になる。

  1. 30代サラリーマンの年収中央値 = 450万円
    → 手取り換算 = 351万円
    (※厳密には年金や退職金等で、手取りに加算されていない金額が存在するが、今回は割愛する)
  2. (残業ではない)稼働時間を7.75時間、残業を1ヶ月平均25時間、月20日稼働とした場合の1ヶ月の稼働時間 = 180時間
    → 1年間の稼働時間 = 2,160時間
  3. 上記①、②を元に時給換算した結果
    = 351万円 / 2,160時間
    = 1,625円/時間 (←これが、年収450万円のサラリーマンの時給)
  4. 食洗機を使用することで得られる「10分」の価値
    = 1,625円 × 10/60
    = 271円

つまり、手洗いを食洗機で代用するごとに、1回あたり271円の時間を買えていることになる。
もし仮に、月25回食器洗いを実施 (月5回ほどの外食を想定) した場合、1月あたり「6,775円」になる。対して、食洗機本体、例えばNP-TZ300の価格は、2024年9月時点ではだいたい75,800円だ。

そしてこの「1回あたり271円」の時間を得ていることを、(損益分岐点風な)グラフに落とし込むと、以下の通り「12ヶ月経過する頃には元が取れている」と言うことになる。

あくまで時間的価値との比較である

例えばではあるが、食器洗いで浮いた10分を残業に充てる事で、食洗機代の元を取ると言う考え方もできる。(時間を切り売りするような働き方は、一般的には推奨されないが・・・)

油汚れがスッキリ落ちる

食洗機は手洗いではなかなか扱えない高温のお湯で食器を洗えるため、油汚れがスッキリ落ちる
手洗いでは何回か洗い直さないといけない場面でも、食洗機なら気にせず放り込んでスイッチONするだけなので、手軽だ。

また、NP-TZ300の場合は80℃すすぎ機能も付いているので、食洗機が完了した後、すぐに乾いているのも魅力的だ。

80℃すすぎは、食洗機ならではの技だ

食洗機の弱み

「卓上型」に関しては収納力に難あり

正直、この「卓上型」食洗機に関しては、収納力に難アリだ。
ビルトイン食洗機の場合は底が深く、フライパンなどの大きめの食器もポンポン投入できるが、卓上型の場合はそうは行かない。

テトリスのように、ピタッとハマるようなレイアウトで収納するのが、結構面倒くさかったりする。

一応、この食洗機を買った際に、収納例の紙が同封されており、それを参考にして収納することになるのだが・・・。

我が家では、食洗機の隣にこの紙を貼っている

実際は、例のようにはうまく行かず、まぁまぁスカスカな状態になる。

ミチミチなように見えて
スカスカだ。現実は無情である

設置場所に難あり

我が家のキッチンでは、カウンター部分に筐体が乗り切らず、メタルラックで後部を支えると言う設置方法を取った。

「頭隠して尻隠さず」を体現したかのような佇まいである

しかしこれが、なかなかに場所を取るのである・・・。
(近年の賃貸物件では、元々卓上食洗機を置く前提で設計されている物もあり、その場合はキレイに設置できる場合もある)

音がうるさい

パナソニック公式サイトによると、NP-TZ300の運転音は36dB 〜 38dB である。

しかし、実際使ってみた感想としては、「本当に40dB弱か・・・?」と思うくらいにはうるさく感じる。あくまで体感ではあるが、「静かな乗用車に乗っている」くらいの音量が出ているように感じられた。
具体的には、「食洗機を回している間は、テレビの音量を1つか2つくらい上げないと聞こえにくい」と言った具合だ。

まとめ

食洗機は時短家電の代表格とも言えると、個人的には思う。
そして、「実際に時短の役に立っている」と言う感想だ。

ただし、「卓上型」食洗機に関しては弱点がいくつかあるので、そこは注意が必要だ。

当時私が購入した最上位機種は、このNP-TZ300だった↓

しかし、2024年9月現在では、その上位機種に当たる、「NP-TZ500」が登場している。

なんとこれは、「液体洗剤自動投入」に対応しているのである。
正直、「洗剤を投入するのが面倒くさいなぁ」と感じていた私にとって、まさに欲しかった機能である。

もし今、卓上食洗機を購入するのであれば、迷わずこの「NP-TZ500」を選択するだろう↓

シルバーはこちら↓

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会社員, 組込みSW開発PM
社畜気味な会社員で、1児の父です。
組込みSW開発のプロマネをしています。
開発効率化のためのスクリプトも書いてます。
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