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Amazon出品者アカウントを「大口出品者」として登録してしまった場合の対応方法について

toshi

私は先日、Amazonの出品者アカウントを作成したのだが、誤って「大口出品者」としてアカウントを作成してしまった・・・笑
その際、どのようにして「小口出品者」に変更したのか、以下を含めて本記事に記載する。

  • 作成されてしまった「グローバルアカウント」の処置方法
  • 「大口出品者の月額料金」の払い戻しの依頼方法

本記事が、私と同じように間違って大口出品アカウントを作成してしまった人の助けになれば幸いだ。

はじめに : 本記事の情報源について

はじめに、本記事の記載内容は、Amazon.comに質問して得た回答を記載している。
そのため、この対応方法は、Amazonの公式見解だと、私は解釈している。

以下に、Amazon.comからの回答内容の一部を記載する。
(本当はAmazon.co.jpに問い合わせるべき?だったのかもしれないが、当時の私はこの問い合わせフォームがAmazon.com宛だと気づかなかった)

Amazonセラーサポートよりご連絡いたします。
このたびは当サイトのご利用に際して分かりづらい点がございましたことを、お詫び申し上げます。

小口出品希望の場合は別のリンクをご用意しております。

日本の場合: 下記ページ内「小口出品サービスに登録する」
https://services.amazon.co.jp/?ref_=footer_soa_sd-c&ld=AZJPSOAFOOT_SD-C

ただし、一度大口出品として申請フォームに進んでしまうと 同じメールアドレスからの申請は「小口出品」を選択されても大口のフォームに誘導されます。
不正アカウント作成防止上、申請途上でのダウングレードや申請情報の取消はできないため 現在の申請は放棄(このまま放置)して、当サイトで使用していないメールアドレスにて別のアカウントを作成の上、小口申請をやり直す必要がございます。

※ご使用のブラウザの設定によっては、大口出品の申請情報が残ってしまうため、ブラウザのキャッシュクリア、Cookieの削除を行った上で、上記のリンクにアクセスしてください。

30日間は今回の申請に関する通知が自動配信される可能性がございますが、 アカウント作成前の現状であれば何らかの請求は発生しませんので、ご放念いただいて問題はございません。

現在のメールアドレスを継続して使用されたい場合は、一旦大口としてこのまま本人確認審査を行い アカウントの作成完了後に速やかに小口出品にダウングレードする必要がございます。
(手順:セラーセントラル>設定>出品用アカウント情報>サービスの管理>Amazon出品サービス>「小口出品」ボタンをクリックして変更を適用)

手続きが遅れて月間登録料が請求されてしまった場合や解約希望の場合は、対象マーケットプレイスのサポートまでご相談ください。

なお、現在お問い合わせいただいている窓口は、米国Amazon.comのセラーサポートとなります。 日本Amazon.co.jpへの出品に関してのご質問の場合は当USサポートではご案内ができかねますため、次回からは、一旦セラーセントラルからログアウトを行った後に以下のフォームより日本Amazon.co.jpのサポートにお問い合わせください。
https://sellercentral.amazon.co.jp/cu/help/contact-us
※フォームが表示されない場合は、ブラウザを変更するか、ブラウザのキャッシュクリアを行ってからアクセスしてください。
※トピックは便宜上「パスワードの再設定」選択し、本文に詳細を記載して送信してください。

今後ともAmazonマーケットプレイスをよろしくお願いいたします。

この回答内容は、フローチャート化すると以下になる。

flowchart TD classDef leftAlignText text-align:left; okuchi((" 間違って大口で アカウント作成 ")) email{" 大口出品アカウントで登録した メールアドレスを継続して使用したい? "} global-hochi[" 日本「以外」のグローバルアカウントは放置。 日本のセリングアカウントだけを有効化 "]:::leftAlignText koguchika[" 日本のセリングアカウントを小口に変更 "]:::leftAlignText seikyu-ari{" 大口出品の利用料が 発生した? "} haraimodoshi[" Amazon.co.jpのヘルプから、払い戻しを依頼する "]:::leftAlignText hochi[" 作成済みのアカウント(メールアドレス)は放置。 新規アカウントを「小口」で作成し直す "]:::leftAlignText syuryo((" 完了 ")) hochi-kanryo((" 完了 ")) okuchi --> email email -- Yes --> global-hochi email -- No --> hochi global-hochi --> koguchika koguchika --> seikyu-ari seikyu-ari -- Yes --> haraimodoshi haraimodoshi --> syuryo seikyu-ari -- No --> syuryo hochi --> hochi-kanryo click global-hochi "#link-global-account" click koguchika "#link-koguchika" click haraimodoshi "#link-haraimodoshi" %% スタイルの変更 style global-hochi fill:#ffeb3b,color:#0000ff,stroke:#333,stroke-width:2px; style koguchika fill:#ffeb3b,color:#0000ff,stroke:#333,stroke-width:2px; style haraimodoshi fill:#ffeb3b,color:#0000ff,stroke:#333,stroke-width:2px; %% アンダーラインの表現 classDef underlineText text-decoration:underline; class global-hochi underlineText; class koguchika underlineText; class haraimodoshi underlineText;

今回は、左ルートの「間違って大口出品アカウントで登録してしまったメールアドレスを継続して使用する場合」について、対処方法を記載する。

結論、使いたい国のアカウント以外は「放置」する。
何もしなければ、下記の画像のように「登録保留中」のままとなるので、このまま放置でOKとのこと。

「登録保留中」のまま放置する

グローバルアカウントは、一度ログインしてアカウントを有効化すれば削除も可能かもしれない。
だが、下手に有効化すると利用料金がかかったりで削除が面倒になりそうだったので、Amazon.comの案内に従い、放置する方法を取った。

Amazon.co.jpのセラーセントラルにログインし、「出品者アカウント情報」をクリックする。

「アカウントの概要」から、「Amazon出品サービス」をクリックする。

Amazon出品サービスから、「小口出品」を選択する。

これで、小口出品者への変更は完了だ。

私の場合は、出品アカウントの審査が完了後、2時間以内に小口出品に変更した。
それでもやはり、大口出品の利用料金が発生してしまった。
この場合でも、Amazon.co.jpのサポートを受けることで解決できる。

まずは、Amazon.co.jpのセラーセントラルのヘルプから「サポートとリソースを利用する」から問い合わせページへアクセスする。

次に、「私の問題は掲載されていません」を選択する。

すると、以下のような入力画面が出てくるので、「大口出品アカウントの利用料金の払い戻しについて」と入力する。

出てきた選択肢の中から、「出品形態の返金」をクリックする。

これで、Amazon.co.jpに問い合わせが飛ぶので、あとは適宜「大口出品の利用料金を払い戻して欲しい理由」を、サポートリクエストに記入する。

もしかしたら理由の記載は不要かもしれないが、私の場合は以下のように、理由をヘルプリクストに追記した。

Amazonご担当者様

昨日、Amazon出品者アカウントの登録を実行したのですが、大口出品者として登録されてしまったようなので、小口出品者への変更を実行しました。

ですが、大口出品の利用料金の請求が発行されてしまったようです。 すみませんが、大口出品の利用料金の払い戻しを実施いただけないでしょうか?

このリクエストを書いた数時間後に、Amazon.co.jpから以下の回答があった。

月間登録料の返金をリクエストされている件についてご案内いたします。
リクエストが承認されましたので、数日以内に以下の返金が行われます。 調整額:37.90 USD。

出品用アカウントを小口出品に切り替える方法や解約する方法について詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G200399470

おそらくこれで払い戻しは実行されるだろう。

最後に : まとめ

今回、Amazonの出品者アカウントの種別選択で色々と問題があったが、最終的には無事に解決したと思われる。(無事に払い戻しが完了したかどうかは、後日談として追記しようと思う)

正直なところ、「小口」出品者アカウントの作成ページの辿り着きにくさや、「小口出品に登録する」をクリックしたはずなのに、なぜか大口出品アカウントが登録されていた件など、小口出品アカウントを作るにあたって、謎の障壁があったのはイマイチ納得が行かなかった。

Amazon.co.jpの、出品費用の説明ページに「小口出品に登録する」というボタンが存在している。
私の場合は、ここをクリックしたにも関わらず、なぜか大口出品登録に誘導されていた・・・笑

だが、それでもAmazonのカスタマーサポートに問い合わせを実施すれば、数時間以内に回答が返ってきて、解決方法を提示してくれたのは助かった。
この「対応力」は流石Amazonであり、「Amazonのサポートは頼りになる」と、そう感じた出来事であった。

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会社員, 組込みSW開発PM
社畜気味な会社員で、1児の父です。
組込みSW開発のプロマネをしています。
開発効率化のためのスクリプトも書いてます。
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